環境:Gaea 2.1.2

リファレンス


2024年10月の那須連山の朝日岳。
朝日岳の爆裂火口に見られる岩肌を参考にしました。地表から突き出すような岩と、崩れ落ちた岩が浸食の流れに沿って散らばる様子を再現してみたい。
ノードネットワークの流れ

MountainSideノードから始める。

Rockscapeノードで岩肌の模様をつける。
Sizeは大きくするほど細かい岩模様を付けられる。

Rockscapeノードをもうひとつ追加し、さらに違うスケールで岩肌の模様をつける。

Thermal2ノードで熱浸食の効果をつける。
合成をMaxにすることで、岩はそのままにして、岩の間に堆積物が溜まるようにする。

Erosion2ノードで浸食効果をつける。
熱浸食(thermal erosion)は岩石が熱によって膨張し、それが収縮する際に剥がれ落ちる現象。
Bed Load、Bed Angleを調整して堆積しやすいようにする。

Adjustノードをつくり、Erosion2ノードのDeposits(堆積のマスク)をつなげる。
Equalizeをチェックする。これを使って岩と地面の部分を分ける。

Stonesノードを使い石の模様をつける。
マスクにAdjustノード(堆積のマスク)をつなげる。

Debrisノードを使って細かい石を置く。

TextureBaseノードでテクスチャー用のグラデーションをつくる。
浸食周辺を明るめにするために、Flowを強めにする。

SatMapノードを使って、岩肌のテクスチャーをつける。

SatMapノードでもう一つ堆積した部分の模様をつける。

SatMapを堆積マスクを使って合成する。

デブリの細かい石もマスクで岩模様を割り当てる。