環境:GeoGen 0.4.1-beta
那須朝日岳を参考に火山性地形を再現していきます。



リファレンス


那須朝日岳の鋭く切り立った稜線や、岩肌が露出した荒々しい山容を再現してみます。
写真資料:那須 朝日岳
ノードネットワークの流れ
ハイトフィールドをつくる
土台となるシェイプはWarp NoiseノードとBaseノードの組み合わせで作成する。


Warp NoiseノードのSeed値と、BaseノードのSeed値の組み合わせで様々なパターンが作れる。

Filter Creaseノードで凹凸をつける。

Fluvial Erosionノードで浸食効果をつける。大きな浸食をつけるならLargest detail levelの値を上げる。Frequenciesで各スケールの影響を調整できる。中間を下げるとちょうどいい感じの浸食になるように思う。

Rockノードで岩をちりばめる。連続でスケールの違うノードをつなげた。

Fluvial Erosionノードで岩同士と地面をなじませる。

Filter Sedimentノードで堆積させる。

Filter Snowノードで上面の堆積させる。
Emission time:雪が積もる時間
Largest detail level:数値を増やすと大きいスケールで岩が露出する
Emission amount:雪が積もる高さ
出力のSnowは岩のカラーを付ける時にマスクとして使う。

Fluvial Erosionノードで全体を軽くなじませる。

Mask Fluvialノードで浸食跡のマスクをつくり、Mask Levelsノードで明度を引き締める。

Filter Crumblingノードでマスクを使って岩屑をばらまく。
カラーをつくる

Colorizeノードを使って岩に色を付ける。
カラーピッカーを使って写真資料から色を採取した。


Snowノードのマスクを使って地面(砂と土)の色をつける。
植生をつくる

植生の分布マスクをつくる。Mask Fluvial、Mask Slope、Mask HeightをMask Blendノードで合成しながら作成。

これも写真素材を使って色をつける。

植生マスクの明度を引き締め、Mask NoiseノードをMask Blendノードで乗算して、低木のマスクをつくる。

Scatterノードで低木をつくる。

低木の色も写真素材から。