山体崩壊

環境:GeoGen 0.4.1-beta

山体崩壊の表現について。さりげなく崩れた跡があることで、風景にリアリティと時間の重みが生まれます。

サイズ:2048m×2048m

崩壊前と崩壊後の比較。

マスクをつくる

崩壊する部分は急斜面としました。
地滑りが起こる場所はもっとこだわるといろいろ出来そうですが、今回はシンプルにします。

斜面のマスクはMask Slopeノードを使う。
Coarse sizeを64mぐらいに高くして粗く範囲選択する。(細かく分かれないようにする)
Filter widthの値も変更して輪郭のジグザグ具合を調整する。
Angle rangeは、(Elevationを90°にした場合は)頂上が0°の基準になり、そこから60°までを0から1.0へグラデーションし、以降は1.0の天井になる。ちょっとわかりにくい。

続けてMask Levelsノードをつなぎ、グラデーションを絞る。

From Maskノードで立体化する。高さとカーブを調整する。

Mask Blendノードで合成する。Blend modeでSubtractを選び、へこませる。

Height BlendノードのMask出力をMask Levelsノードにつなぎ、マスクのグラデーションを調整する。

以降の浸食などのシミュレーションもこのマスクを使って行う。

カラーをつける

通常の土砂テクスチャーと、山体崩壊部分の土砂テクスチャーを別々で作る。
今回は色を変えただけですが、地層の表現にこだわれば深みが増しそうですね。

Color Mixノードでマスクを使い合成する。

岩や植生、樹木を合成して完成。

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