環境:Gaea 2.1.2
ColorErosionノードを使って、岩が浸食によって崩れて色が伝わっていく様子を再現してみました。

現実の風景では岩とその接地面が同じ色をしていることがよくあります。これは岩が崩れて(同じ色の)小さな石や粒子が周囲に落ちて流れていくためです。
リファレンス

茶臼岳山頂の岩場を参考にしました。
写真資料:那須 茶臼岳
ノードネットワーク

ノードネットワークは前回とほぼ同じ構成。
朝日岳の岩肌 #2
色の浸食
ColorErosionノードで色の浸食効果が出せる。
Precipitation(降水量)にマスクをつなげばその場所から色がにじみ出る効果を出せる。



各パラメータについて
Transport Distance: 色を流す距離。足元に落とす程度なら長くなくてよい。
Sediment Density: 堆積の密度。
Blend: 近くの流れと混じり合う度合い。
Color Hold: 色の流れる量。多めにすればたくさん出る。
Flow Volume: シャープにするなら小さく、ボカすなら多めに。