遠心加速度
遠心加速度の単位は(m/s^2)
遠心加速度(m/s^2) = 速度(m/s)^2 / 曲率半径(m)
※遠心力は実際に存在している力ではなく、運動中の物体側で感じる見かけの力。
遠心力
遠心力(N)= 質量(kg)* 遠心加速度(m/s^2)
遠心力の単位は(N)
遠心加速度に質量(kg)を掛けたものが遠心力(kg・m/s^2)となる。なので遠心力は質量に比例する。
具体例:カーブを曲がるクルマ
1トンのクルマが時速72km(秒速20m)で曲率半径100mのカーブを曲がる時の遠心力を求める
1000 * 20 * 20 / 100 = 4000(N)
この時の遠心加速度は20 * 20 / 100 = 4(m/s^2)
具体例:宇宙コロニー
直径5kmの円筒型の回転宇宙コロニーで9.81m/s^2の遠心加速度(人工重力)を発生させるためには回転させる速度を求める
遠心加速度a(m/s^2)
速度v(m/s)
半径r(m)
a = v^2/rなので
v = √(ar)
v = √(9.81 * 2500)
v = 156.6
回転させる速度は156.6(m/s)になる。(時速にすると563.7km/h)