勾配と角度

勾配とは

水平面に対する傾き度合い。勾配の単位は「%」。
水平長を1とした時の垂直長の比率で表す。数学の一次関数グラフでいう傾きa。

底辺100m、高さ25mの坂は
25 / 100 = 0.25
=25%の勾配となる。

道路勾配に%が使われる理由ですが、おそらく道路設計の計算(速度、距離、重力等)がしやすいからだと思われます。

勾配(%)から角度(°)へ変換

勾配(%)をSlopeとすると、
Slope=TanΘ*100
Θ=arcTan(Slope/100)

import math

# 勾配(%)から角度(°)へ変換
slope = 100
print(str(math.degrees(math.atan(slope/100))) + '°')
#45.0°

※Tangentは角度Θの時の高さ÷底辺の比率

勾配(%)角度(Θ)
1%0.6°
2%1.1°
3%1.7°
5%2.9°
6%3.4°
10%5.7°
12%6.8°
15%8.5°
20%11.3°
30%16.7°
100%45°
173%60°
90°

角度(°)から勾配(%)へ変換

Slope=TanΘ*100

import math

# 角度(°)から勾配(%)へ変換
theta = math.radians(30)
print(str(math.tan(theta) * 100) + '%')
#57.735026918962575%
角度(Θ)勾配(%)
1.74%
5.24%
8.74%
15°26.79%
30°57.73%
45°100%
60°173.20%
75°373.20%

箱根新道の平均勾配は5%(2.9°)、最大勾配は15%(8.5°)
箱根旧道の平均勾配は6%(3.4°)、最大勾配は23%(13.0°)

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