RTX PROとGeForce RTXの違い【2025年度】

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GeForce RTXシリーズとRTX PROシリーズの違いが気になったので、まとめてみました。生成AIを本格的にやるなら大容量VRAMは正義。VRAM容量で悩んでいる人は多いんじゃないでしょうか。自分も16GBのVRAMだと不便なことも多いので悩んでいます。

2025年末時点でのGPUは、円安とメモリの高騰でだいぶ高くなっています。しかし大容量VRAMはある意味タイムマシンのようなもの。数年先の未来を先取りできます。

VRAM容量とAIモデル

VRAM容量と実行できるAIモデルの一覧です。

VRAM容量画像・動画・3Dモデル生成AILLM対象GPU
12GBSDXLGemma 3 12B (8.15GB) / Phi-4 (9.05GB)GeForce RTX 4070 / GeForce RTX 5070
16GBZ-Image Turbo / WAN2.2gpt-oss-20b (12.11GB)GeForce RTX 5070 Ti / GeForce RTX 5080
24GBFlux.1 dev/schnell / Qwen Image Edit-2509 / Trellis.2Gemma 3 27B (16.43GB) / Qwen3-VL 30B (19.64GB)GeForce RTX 4090 / RTX PRO 4000 Blackwell
32GBQwen Image / LTX-2Nemotron 3 Nano (24.5GB)GeForce RTX 5090 / RTX PRO 4500 Blackwell
48GBLlama 3.3 70B (43.5GB)RTX PRO 5000 Blackwell
96GBgpt-oss-120b (63.39GB)RTX PRO 6000 Blackwell
  • 24GB:流行りの画像生成AIモデルはだいたい動かせる
  • 32GB:複数モデルを同時に立ち上げることができる

GeForce RTXシリーズとRTX PROシリーズの違い

設計思想と性能領域に差があります。

GeForce RTXシリーズRTX PROシリーズ
用途ゲーム向け、クリエイティブ向けプロフェッショナル向け。長時間使用、安定動作
演算性能(同クラス比較)CUDAコア数が多い、メモリ帯域が高い、消費電力高めCUDAコア数は少ない、メモリ帯域は低い、消費電力低め
VRAM容量(この記事で扱う範囲)16~32GB24~96GB
ECC対応(エラーチェック機能)なしあり

同じVRAM容量のRTX 5090とRTX PRO 4500を比較するとRTX 5090のほうがCUDAコア数が倍多く、処理速度も倍速い。当然電力消費も高い。瞬間的な速度を求めるならGeForceかもしれませんね。

ただし最上位のRTX PRO 6000だけは例外で、CUDAコア数も消費電力もRTX 5090を上回る。このクラスには対応するGeForceが存在しない。

例えると短距離走と長距離走の違いか。どちらがよいのか悩みます。

GPU比較

製品名ダイVRAM容量メモリと速度消費電力発表発売価格(2025/12)
GeForce RTX 5070 TiGB20316GBGDDR7 (896GB/s)300W2025/12025/2約16万円
GeForce RTX 4090AD10224GBGDDR6X (1008GB/s)450W2022/92022/10約30万円
RTX PRO 4000 BlackwellGB20324GBGDDR7 (672GB/s)140W2025/32025年夏約26万円
RTX PRO 4500 BlackwellGB20332GBGDDR7 (896GB/s)200W2025/32025年夏約48万円
GeForce RTX 5090GB20232GBGDDR7 (1792GB/s)575W2025/12025/1約50〜60万円
RTX PRO 5000 BlackwellGB20248GBGDDR7 (1344GB/s)300W2025/32025年夏約80万円
RTX PRO 6000 BlackwellGB20296GBGDDR7 (1792GB/s)600W2025/32025/4~5約150万円

RTX PROシリーズは2025年3月のGTCで一斉に発表されたが、実際に買えるようになったのは製品ごとにずれている。RTX PRO 5000には後から72GB版も出た。

VRAM容量が2倍になっても、価格が2倍になるわけではなく、それ以上に高くなっている。

処理性能

製品名VRAM容量CUDAコア数Tensorコア数AI TOPS消費電力
GeForce RTX 5070 Ti16GB8,9602801,406300W
GeForce RTX 409024GB16,3845121,321 ※450W
RTX PRO 4000 Blackwell24GB8,9602801,290140W
RTX PRO 4500 Blackwell32GB10,4963281,617200W
GeForce RTX 509032GB21,7606803,352575W
RTX PRO 5000 Blackwell48GB14,0804402,064300W
RTX PRO 6000 Blackwell96GB24,0647524,000600W
  • CUDAコア:汎用計算ユニット
  • Tensorコア:AIの行列積専用・超高速ユニット
  • ※ AI TOPSの基準は世代で違う。RTX 40シリーズはFP8、RTX 50シリーズとRTX PRO BlackwellはFP4(スパース)で測った値。そのため表の上ではRTX 5070 TiがRTX 4090を上回って見えるが、同じ条件で比べればRTX 4090のほうが速い。

スペックの参考元

https://www.nvidia.com/ja-jp/products/workstations/professional-desktop-gpus/

感想

処理速度やコスパを取るならGeForce RTX、VRAM容量を取るならRTX PROといったところでしょうか。AIに対するワクワク感は、90年代にはじめてPCを手に入れて、数年後にインターネットがやって来た、あの頃以来、久々に感じる出来事です。だからあまりお金をケチりたくないのですけど、いままでのグラフィックカードの値段から考えると、だいぶ高い気がしてしまいます。

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